※このページは2012年に投稿し2018年に追記をしています。
今回は最も大切な乾癬とストレスについての解説を掲載しています。
病は気からと言うけど、本当に病気とストレス、心の関係は切っても切り離せない関係にあります。
僕が乾癬になったのも仕事のストレスが大きく関係していたからです。
今思えば仕事を頑張らなければならない時期だったのでやむをえない状況だったのですが
本人が思っている以上に無意識にストレスは溜まっていて、病気となって現れてきてしまうということはあります。
それが僕の場合は「乾癬」という形で症状が現れたということです。
人によってはそれが癌だったり
もっと他の病気として現れるかもしません。
それくらい人間の心というのは、自分に何かを伝えたくて
病気になってまで、自分にメッセージを送ろうとしています。
僕の知り合いの話ですが
生まれつき重度のアトピーを患っていた女性がいました。
ですが、ある自然療法がきっかけで一気にアトピーがキレイになったのです。
それまで顔中アトピーで、仕事も満足にしたことがなかった彼女でしたが、キレイに治ったおかげで晴れて仕事を始めたのでした。
でも、しばらくするとまたアトピーの症状がでてきてしまったんです。
何故だろうと考えてみると、これまで仕事をできなかったので、仕事のストレスを感じた事がなかった。
しかし世の中にでて仕事を始めた事がきっかけで、またストレスを感じてしまい、アトピーが現れてしまったのです。
これは一例にすぎませんが、僕にも同じような経験があったので、やはりストレスからくる乾癬の要因というのはあるのだと思います。
エドガー・ケイシーの本にも同様の例が出てきます。
また、僕の場合仕事で不規則な生活習慣の為、夜遅くに外食したり、お酒を飲みに行くなどを繰り返していました。
そういった悪い習慣でいつの間にか自分で病気になる要因を溜め込んでしまっていたのです。
会社の人間関係がうまくいかなかったり将来の事で悩んでしまったりとストレスがかさなると、体の免疫が低下し病気にかかりやすい状態になってしまう・・悪循環に陥ります。
ストレスと乾癬のメカニズム
ではストレスがどうして乾癬の原因を作っているのか具体的に見ていきましょう。
まず、人間はストレスを感じると大脳に刺激が伝わり
ストレスは大脳から体の内分泌腺である副腎という場所に伝わり
アドレナリンなどの神経伝達物質を放出します。
これはストレスホルモンと呼ばれるもので
ストレスホルモンによって人間はストレスに対応しています。
しかし過度なストレスなどで限界を超えると、副腎から更にコルチゾールと呼ばれる皮質ホルモンが分泌されストレスに対処しようとして頑張ってしまうんです。
このコルチゾールがバランス良く出ていれば問題ないのですが、過剰に分泌されてしまうと免疫の低下や肌(皮膚)などに悪影響を及ぼすようになってしまいます。
コルチゾールの分泌により胸の辺りにある内分泌腺「胸腺」に刺激を与え
免疫を抑制する原因となり心がストレスを感じて
否定的な感情を慢性的に感じていると腸壁の失調をまねき
乾癬などの皮膚病となって現れてしまうという仕組みです。
また、人への敵対心や否定的な思いを抱き続けていると
最終的には自分の体内に毒素を溜め込んでしまい
健康を害する結果となる事があります。
こういった感情は悪い食物を摂取することよりも体内を酸性化させるとも言われています。
ストレスに気付いたら発散すること
現代社会はスピードが速く
またスピードを求められる仕事が多いため
日常生活の中でも気を休める暇さえないと考えがちです。
しかし上記で説明したように、ストレスは溜め込み過ぎるといつのまにか体に毒素を溜め込み万病の素になってしまいます。
ここちよい適度なストレスであれば問題ありません。
しかし自分が本当はとても辛かったり
しかたなくやっていることをいつまでも我慢して放っておいてしまうと後々大変な事になりかねないのです。
日本人は我慢や忍耐を美徳とする傾向があります。
しかし、もっと自由に自分のできること、出来ないことなどを認めて、自由な時間と遊びの時間をお設けてストレスを発散させるべきなのです。
僕も苦しいときに自分はどうしたいのか?と考え、結局当時の仕事に見切りをつけ退職し好きな事を始めたわけです。
かなり勇気のいることでしたが、仕事を続けるよりはマシだと思っていました。
すると乾癬もみるみるうちに改善され、ストレスもかなり軽減し楽しい毎日を送れるようになったのです。
僕の場合食事療法よりもこちらのほうが効果がありました。
もし何かストレスや悩みを抱えているのなら
自分をゆっくり見つめ直す時間を作り
ノートに書き出すなどの作業をしてみると、とてもわかりやすいでしょう。
そして、日記やつぶやきなどで投稿しても良いかもしれません。
ストレスは気づいたときに発散できるように
1人になる時間をつくって考え方を客観視して
本当に自分は悪いのか?とか本当はどうしたいのか?などと自分に問いかけて吐き出して行く事もとても大事な事なのです。
また寝る前がとっても重要で、気持よく眠りに入れるようにストレッチをしたり瞑想をしてリラックスモードに入るようにしましょう。
特にヨガや瞑想はストレスを取り除いたり、自分を客観的にみる事ができるのでとってもおすすめです。
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